|
Abstruct of article
= The Creation of "dinergy2 for Sho and Live Computer"=1/4 |
|||||||||
| Abstruct of article | |||||||||
笙の音響効果
|
|||||||||
TAMAMI TONO
|
|||||||||
| *Concept < dinergy > とはGyogy Doczi の著書「Power of Limits」に提唱された言葉である。Docziによれば、< dinergy > は二つのギリシア語、dia (〜越える、通り抜ける、対立する)と energy を組み合わせたものであり、ある普遍的限界(プロポーション)を伴いつつ有機的成長を促す創造的なエネルギーをあらわす。 そして、芸術もしくは美は自然界に始まり、様々な人工的な創造物に至るまでに共通する普遍的な調和のもとにある。本作品は調和とその境界に起こるべき個性的な逸脱がもたらす知覚作用をもって創作表現に反映させ、新鮮な感動を生み出そうとするものである。 創作につながる本研究のアプローチとして、音楽家としての経験を踏まえ、笙という楽器の特殊性と音響の知覚効果を科学的な視座に立って検証する。その成果をふまえ、既存楽器の演奏表現を芸術的に拡張するメディアとしてのコンピュータ援用にとりくむ。 ここでは笙を用いた実空間に於けるコンピュータ援用による音像表現を新鮮かつ最大限に拡張する手法として楽器の演奏とReal-time Digital Signal Processing によるInteractive-Paformanceを行う。これによって音楽表現の拡充を図り、豊かな音像空間を創造するものである。 I.動機と背景 a.録音による音響の変質 → デジタイズにおける情報処理の限界 b.Computer Musicと身体性 → 身体機能の延長上に行う表現の拡張:呼吸するメディア c.空間と音楽 → 実空間における環境因子の作用 II.笙の音響に関する研究 1.DSD(Direct Stream Digital)録音による音響測定1 於:SONY Audio Lab. 笙の音響特性 ・「三分損益法」(調律法)と「媒音」による音響生成原理 ・複合音による音響のdinergeticな拡張 → 実空間における現象と保続効果 ・非可聴域音(超音波領域)の検出 → 汎用機材による音響処理の限界 演奏効果と音響情報 ・演奏時の精神状態は音響情報に反映する → ピークの違い |
|||||||||
| to Next... | |||||||||
Copyright 2000 Breathing Media all rights reserved